卵のゆで時間:サイズと固さ別の早見表
卵をゆでる「正しい時間」はひとつではありません。卵の大きさ、入れるときの冷たさ、そして好みの黄身によって変わります。下の表は勘ではなく計算で求めたもので、沸騰したお湯から白身を通って黄身へ伝わる熱を追う、計算機と同じ熱伝導モデルから出しています。
冷蔵庫から出したばかりの卵
4 °C(39 °F)の卵を、海抜 0 m でぐらぐらと沸騰したお湯に入れ、ゆで上がったら氷水に移す場合です。最初の時間はゆで時間、次の時間は黄身の中心が温まらなくなるまで氷水に入れておく時間です。
| サイズ | とろとろ | 半熟 | やや固め | 固ゆで |
|---|---|---|---|---|
| S 50 g | 5:48そのあと氷水で 3:32 | 6:34そのあと氷水で 3:21 | 7:37そのあと氷水で 3:09 | 10:18そのあと氷水で 2:42 |
| M 58 g | 6:23そのあと氷水で 3:53 | 7:15そのあと氷水で 3:41 | 8:24そのあと氷水で 3:27 | 11:20そのあと氷水で 2:58 |
| L 68 g | 7:05そのあと氷水で 4:18 | 8:02そのあと氷水で 4:05 | 9:19そのあと氷水で 3:50 | 12:35そのあと氷水で 3:18 |
| XL 76 g | 7:37そのあと氷水で 4:37 | 8:39そのあと氷水で 4:24 | 10:01そのあと氷水で 4:07 | 13:32そのあと氷水で 3:32 |
常温の卵
20 °C(68 °F)から始める卵は、追い出す冷たさが少ないぶん、短い時間でゆで上がります。
| サイズ | とろとろ | 半熟 | やや固め | 固ゆで |
|---|---|---|---|---|
| S 50 g | 4:42そのあと氷水で 3:29 | 5:30そのあと氷水で 3:19 | 6:34そのあと氷水で 3:07 | 9:15そのあと氷水で 2:42 |
| M 58 g | 5:11そのあと氷水で 3:50 | 6:03そのあと氷水で 3:39 | 7:14そのあと氷水で 3:26 | 10:12そのあと氷水で 2:58 |
| L 68 g | 5:45そのあと氷水で 4:15 | 6:43そのあと氷水で 4:03 | 8:01そのあと氷水で 3:48 | 11:19そのあと氷水で 3:17 |
| XL 76 g | 6:11そのあと氷水で 4:33 | 7:14そのあと氷水で 4:21 | 8:38そのあと氷水で 4:05 | 12:10そのあと氷水で 3:32 |
固さの名前の意味
- とろとろ
- 温かい液状の黄身。パンを浸して。黄身の中心は最高で約 54 °C になります。
- 半熟
- とろりと濃厚でスプーンにのる黄身。ラーメンの味玉に。黄身の中心は最高で約 59 °C になります。
- やや固め
- 縁は固まり、中心はしっとり柔らか。黄身の中心は最高で約 65 °C になります。
- 固ゆで
- 黄身まで完全に固まり、ほろほろ。サラダやデビルドエッグに。黄身の中心は最高で約 77 °C になります。
家で同じ仕上がりにするには
- タイマーは卵を入れたときにスタート。お湯が沸き始めたときではありません。お湯はすでにぐらぐらと沸騰している必要があります。
- お湯はたっぷりと。卵を入れてもすぐに沸騰が戻るようにします。表の時間は、お湯が沸騰し続けることを前提にしています。
- 冷やす工程を省かないこと。卵の中心は鍋から出したあとも数分間温まり続けます。上の冷やす時間もレシピの一部です。余熱調理もご覧ください。
- 卵のサイズを知る。表のサイズはヨーロッパ基準の殻付きの重さです。日本の M サイズは 58〜64 g 程度で、M の行に近くなります。いちばん正確なのは卵の重さを量ることです。
- 一度調整したら、あとは信頼する。卵もコンロもそれぞれ違います。仕上がりが少しずれたら、次回は時間を 15〜30 秒変えて、ほかはすべて同じにしてください。
計算機を開くと、あなたの卵に合わせた時間を計算し、取り出すタイミングをタイマーで知らせます。